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南恵子 お元気ですか南恵子です。 2000年11月19日発行
第668号


第四回定例区議会が始まります。
介護保険料の引き下げと減免 ・精神障害者問題など
(南・一般質問)

 十一月二二日から十六日間の予定で、定例区議会がはじまります。今回の一般質問は飯沼雅子議員と南が行います。また、介護サービスの利用料金の減免を求める条例改正提案を予定しています。どうぞ傍聴においでください。

 質問テーマは、南が@介護サービス料金の引き下げと減免、A精神障害者の日常生活を支える支援センターの設置とヘルパー派遣について、B少年法「改正」は厳罰ではなく教育的な配慮こそです。
 また、飯沼議員は@保育園で発生した集団下痢・嘔吐症(SRSV)に対する諸問題について、Aパート問題についてなどです。
 議会日程は、十一月二二日、午後一時から始まりますが、南の質問は初日のトップで、飯沼議員は二四日の午前十時からです。
 また、常任委員会は二七・二八日に、特別委員会は二九日が清掃リサイクル委員会、三十日は行革委員会、十二月一日は街づくり委員会です。

介護保険で条例提案します

 十月一日から介護保険料が徴収されました。区役所の担当窓口には連日のように「扶養されているのに払わなければいけないのか」「払えない時はどうすればいいのか」などの苦情や問い合わせがあいついでいます。
 収入が老齢福祉年金(月額三万四○○○円)で区民税非課税者は特別対策で半額の八二五円ですがこれが重たい負担なのです。この段階(第一段階)の方は一九○人、第二段階の方は一万七七○○人くらいなので、計算すると一億七六○○万円余で十分対応できます。品川区の財政状況からみれば減免できない額ではありません。どれだけ区民の高負担に対する痛みをうけとめられるかという政治姿勢の問題です。


八潮団地の党支部と後援会は
三宅の方たちと積極的に交流しています

 全島避難から早、二か月半経ちました。季節は初冬になり、気温も低く、三宅島に比べると寒いため、不安はまったく解消されません。
 日本共産党八潮支部では、心もとない生活を余儀なくされている三宅の皆さんに、励ましと同じ街に住むものどうしの気軽なつき合いをしたいと思い、ビデオの上映を三回、バザーを三回実施してきました。これには八潮後援会の会員さんたちの大きなご支援があったことをご紹介します。

どんな情報でもいい

 「どんな情報でもいいから知りたい」「島のわが家はどうなっているのか」「いつになったら帰れるのか」など、身につまされるような三宅の方の気持ちをしっかり受け止めようとビデオ上映会を開きました。すっかり顔なじみになった方もいます。

いい物があってありがとう

 バザーに品物を提供してくださったみなさん、ありがとうございました。ふとんや毛布、冬物セーター、石けん、タオル、コーヒーカップなどたくさん集まりました。開場時間前に集まってきて、中に入ると遠慮がちに品物を手にして「これ、いいんですか?」などと気にいった物を見つけていました。特に喜ばれたのがふとんや毛布でした。
 後援会の方たちがリヤカーで宅配もしたのでとっても喜ばれました。

国土庁や厚生省などに要請

 十月十八日(水)には緒方靖夫参議院議員を先頭に、都内に避難している方も参加して避難生活の改善を求める要請行動がありました。南も八潮支部の方たちと参加してきました。生活用品の提供や貸しつけ資金などの切実な要望が出されましたが、全体的な支援の必要性は認めながらも、具体的な支援になると明確な返事はなく、無責任という印象を受けました。
 しかし、鳥取県西部で起きた地震で家の立て替え資金の提供がきまったのは画期的なことで、これを三宅にも該当できるようにしたいものです。
 皆さんの一層のご支援もこの紙面を借りてお願いします。


朗読集団「風」第6回公演

詩のこころ 人のねがい 夢のかたち

日時 11月26日(日)・午後2時〜4時
会場 八潮地域センター・レクホール
会費 500円(会場整理券)

教科書の詩による朗読構成
「教科書でめぐり会う詩」
「ある日あるときのうた」

朗読 岩城 津千子
津布久 きよ子
針谷 紀美江
南 恵子
音楽 町沢 恵(ピアノ演奏)
演出 針谷 紀美江
効果 増沢 光好
照明 高橋 勝
南 陳栄
録画 本田 瑞恵
写真 相馬 恵三
構成 中山 公平