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南恵子 お元気ですか南恵子です。 2001年1月28日発行
第677号

minami@jcp-shinagawa.com

保養施設が利用しやすくなります
申し込みは電話でも可能に

 1月24日の行革委員会で、区民保養施設の利用手続きが改善され4月からの利用がしやすくなったことがわかりました。

 品川区の保養施設は4つあります。観光や行楽の拠点としての品川荘、静かな環境を生かし滞在型利用としての箱根荘、スポーツを初めとする団体利用を中心とする光林荘(日光)、ゆったりと部屋での食事を楽しむ暖景苑(湯河原)などです。
 区は、区民から「使いにくい」「申し込みを簡単にしてほしい」などの声をようやく受け止めて改善し、今年の4月から実施する予定です。その内容をご紹介します。

申し込み手続きは

 今までは、専用の往復はがきを使用して申し込みをしていましたが、2か月前の同日から電話で直接施設に申し込むことが可能になりました。区役所の生活課でも受けつけます。

使用料の支払いは

 今までは、事前に金融機関などで支払わなければなりませんでしたが、今度からは、現地でチェックアウト時に食事代と一緒に支払えばいいことになりました。

キャンセルも改善

 7日前までにキャンセルしなければ全額返還されなかったのが、

7日前までは無料
6〜2日前までは50%返還
1日前以降は全額

 となります。利用しやすくなりました。
 また、暖景苑は年間営業日を増やし、さらに利用者の利用日を1日増やして3日連続で利用できるようにします。

 区議団は1月に研修で品川荘を利用しましたが、清潔なおふろや食事も改善されていました。利用者の方々は高齢者が多かったのですが、みなさんにこやかにくつろいでいるのが印象的でした。


りんかい線・天王洲アイル駅
3月31日に開業

 1月23日に開かれた「街づくり・交通特別委員会」で、りんかい線の天王洲アイル駅の開業日が3月31日に決まったとの報告がありました。
 臨海副都心線と呼ばれて現在は臨海部にある東京テレポート駅まで開通していますが、いよいよ、天王洲まで延伸してきます。
 当初の予定では、今年の3月に大崎まで全線開逓という計画でした。ところが、東品川4丁目に予定している「品川シーサイド駅」の工事で、地下水が多量にわき出てきたり、地下埋設物がでてきたりとやむなく工期が大幅に延長せざるをえなくなりました。
 今年の3月にようやく天王洲アイル駅が開通すれば、次は八潮団地に比較的近い品川シーサイド駅の開通ですから、大いに期待したいところではないでしょうか。そして、いよいよ大崎駅まで伸ぴて埼京線と接続されます。渋谷方面に行くのに大変便利になります。

 この事業は、JR東日本や品川区などが出資している東京臨海高速鉄道株式会社(第三セクター)が推進しています。総費用は3,666億円(当初予算は2,876億円)で、施工は日本鉄道建設公団が行っています。
 品川区の出資額は12億円ですが、そのほかに無利子貸しつけ金として28億円を出しており、第3位の株主です。