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    介護保険料引下げと 
   サービス利用減免を要求し条例改正     
    切実な区民要求の実現をめて、開会中の区議会に条例改正提案をしました。厚生委員会で介護保険の質疑がされましたのでご紹介します。
    
   他党はこぞって反対し否決 
    ひとつは、介護保険料を現行の3,300円から3,100円に引き下げる内容です。 
     2つ目は、介護サービスの利用料が高負担のため3%へ助成を求める内容です。 
     2つの条例改正の審議は厚生委員会で行いましたのでご報告をします。 
     まず、介護保険料の引き下げについてですが、厚生労働省の老健局が2月14日に、13年度の介護保険会計の予算編成に当たってという文書を配りました。 
     そこには、「事業運営期間中に保険料を変更する場合においては、市町村介護保険事業計画における給付の見込み額の違いの原因を明らかにするとともに、必要な手続きを経て、市町村介護事業計画を変更し、給付費の見込み額を適切に見直すことが適当である」と述べています。 
     つまり、今まで品川区は「介護保険会計は3年間をひとつのサイクルととらえるので、途中では変えられない」と言い続けてきましたが、厚生労働省通達で、その論拠がなくなり、保険料を変えられるということです。 
     共産党区議団は、保険料改定が可能だという確証を得つつ、条例改正提案をしましたが、厚生委員会での質疑はまったくひどいものです。どうひどいのかをご紹介します。 
     区民の願いに応えて、何とか保険料の引き下げを実現したいと提案準備をしてきたので、他党から実質的な質問を期待していたのですがほとんどありませんでした。 
     伊藤議員(自民)の質問は、保険料減額(引き下げ)等の相談を区にしたのかどうかなどでしたがルールなので当然のことです。 
     藤田議員(公明)は23区中一番高い保険料というが本当かと聞き、区は「目黒に次いで2番目だ」と答えましたがこれは意識的に間違った答弁をしています。 
   『いじめ』のような質問数回 
    2つ目の条例改正「サービス利用料を負担軽減し3%に」の質疑でも同じような嫌がらせ質問でした。いつも思うのですが、自民、公明民主など他党は区民の介護保険に対する願いがどこにあるのかをどう認識しているのでしょうか議会での質疑を聞いていると、まったく区民の声を受け止めていないという印象を持ちます。区の言うことは疑問の余地なく賛成という態度です。こんなことでいいのでしょうか。 
     伊藤議員(自民)は、サービス利用料を減免するための財源をどうするのかと質問しました。 
     共産党区議団は、減免を何とか実現したいので財源をどこからもってくるのかを当然考えていますが来年度の予算書が届いたのは数日前のことでした。したがって、詳しい内容の提示はでき切れず、やむなく議事運営委員会で「資料添付なしでの提案」が了承されていました。ところが、伊藤氏は財源を示さずに提案するのはおかしいと繰り返しました。隣にいた議運委員長の松沢議員(自民)は、何もせず聞いているまま、まったく『いじめ』そのものという印象を強く持ちました。 
     こんな内容で、区民生活にとって切実な課題が過ぎ去っていくのは本当に遺憾です。 
 
   来年度 IT基礎技能講習を実施 
  身近なところで受けられ歓迎 
    最近はどこでも「IT」の話題がひろがっています。「IT」の流れに乗り遅れないようにと誰もが「IT」の勉強の機会を求めています。品川区は来年度予算で講習会を予定していますのでご紹介します。 
    品川区が計画したIT基礎技能講習会は、区内の様々な施設で1年間行われます。 
     (1)パソコンの基本操作、(2)ワープロ文書の作成、(3)インターネットの利用、(4)電子メールの送受信の4項目が講習内容です。 
     講習は1コース12時間で4コースに分けています。 
      2日間コース(1日6時間) 
      3日間コース(1日4時間) 
      4日間コース(1日3時間) 
      6日間コース(1日2時間) 
     平日・夜間もあります。 
     1コース20人、都民ならどなたでも申し込めます。 
    会場は多様です。 
      きゅりあん      12回 
      商工課        70回 
      身障会館       10回 
      図書館        20回 
      文化センター     102回 
      学校         250回 
    大学など民間施設    63回 
   
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