冷たい品川の福祉 福祉タクシー券を減らす 八潮に住んでいらっしゃる高齢者世帯のご夫婦に会つた時、「今、大学病院に行ってきたところですが、障害二級なのに福祉タクシー券をもらえないため、往復に4000円もかかっている。」と生活の大変さを話してくれました。この方の負担はそれだけでなく、今年の1月、医療費が一割負担になり、秋には介護保険料が二倍に上がることと、都営住宅の家賃減免がなくなるよていなど、いっぺんに負担がかかるようになってしまいました。「やっとの思いで暮らしていたのに、この先どうなるのか不安でしかたない。」と深刻な事態を実感させられました。 福祉タクシー券に所得 制限導入 対象者減 今年二月に品川区は、福祉タクシー事業を「改正」しました。その内容は年間所得348万円でラインを引き、それ以上は高額所得者とみなしています。そのために、対象者は282人も減ってしまいした。これも行政改革なのでしょうか。しかし、削減額はわずか680万円です。 東京23区を調べてみると、品川区の福祉タクシー券もまた、金額では最低ランク(2300円)であることがわかりました。 最高は板橋区で5700円です。 それに比べても大崎駅前や五反田地域で大きな開発を区もかかわって進めていますが、そこに数十億円という補助金を出しています。 今、「公共事業に50兆円、社会保障に20兆円」が大問題になり、税金の使い方を改めよという世論が広がっていますが、品川区でも同じことがいえます。 担当課長は、「1000万円近い所得がある方にも給付をしていたというのは問題」と説明で述べましたが、冒頭にご紹介したような通院に利用している方は多いと思います。 近くならともかく、遠い医療機関にかかる場合は一回で使い切ってしまいます。見直すのなら、減らす方向だけでなく実態をきちんと把握して利便を高めるために見直すべきです。利便をたかめるために頑張ります。 福祉タクシー事業の対象は、 下肢・体幹機能障害三級以上、 視覚障害・内部障害一級以上、 愛の手帳一、二度 八潮団地内を元気にデモ行進
ご参加いただいたみなさん、おつかれさまでした。 シルバーパスの有料化はウソ 厚生委員会で公明議員が発言 六月五日に開かれた厚生委員会で、事務事業の概要を説明していた委員会で、日本共産党を某政党といって、シルバーパス有料化の宣伝をしていることを非難する発言をしました。 しかし、当日、区が配布した「事務事業概要」にははっきりと「有料」と書かれてあります。 なぜ、明確なことを捻じ曲げるのでしょうか。有料になって都民の多くが買えなくなってしまった事、安心して外出できなくなったことなど公明党はどう考えるのでしょうか。 「事務手数料」を低く抑えたともよくいっていますが、今まで無料だったのにたとえ千円でもお金が必要になったのを公明党は「有料」と言わないのでしょうか。不思議です。 |