定員オーバーすし詰め
の学童保育クラブ
子供どうしのトラブル多発・父母も職員も改善してと願う
放課後の児童育成事業として 品川区は児童センターに併設して学童保育クラブを地域内に三十九クラブ設置しています。しかし三分の二近くの施設で定員オーバーになってることかわかりました。
学童保育の希望は増加
不況下、小学生の母親の五割がパートで働いているといわれていますそれだけに、学童保育クラブに入所させて安心して働きたいと願う希望者が増えております。
ところが、施設規模を考慮せずに入所させている傾向もあり、オーバーしている施設かたくさん出ており特にひどいのは 定員の1.56倍とか1.43倍という状態です。こんなにすし詰になっているためにトラブルか激増していること、雨の日などの生活は窮屈てかわいそうで何とか解消してほしいといいますが当然の要求だと思います。
厚生労働省の基準は、児童一人当たりのスペースは畳一枚(1.65u)と決まっていますが、実態は半分の0.8uです。この数字と比較してもイカにひどい状況下がわかると思います。
クーラーも早くつけて
また、区議団が現地調査をした日はとても暑く6月にもかかわらず室温はすてに28度もありましたクーラーの設置は早急に必要と思います
障害児が置き去り同様に?
3年前までは、学童保育クラブに専任の正規職員を配置して運営していましたが、関係者の反対を押し切って、児童センターと一体で運営するようになりました。
そのとき同時に、障害児も複数入所しても対応するのは非常勤職員(実質的には無資格)のため、現実的には障害児に適正な指導がされないままという実態がありました。子どもも職員も大変な状況で区は無責任といわなくてはなりません。
品川区として子どもの健全育成と入所希望をどのように考えているのか早急に改めるべきと思います。
福祉部長の答弁は、指摘した実態の反省はなく、今までの非常勤配置のままというものでした。
また、わずか14畳に51人の子どもかひしめきなからおやつを食べるという実態を、せめてクーラーを付けてほしいという質問に 「子どもの汗腺機能の衰え、自律神経の問題がいわれている。画一的設置は考えていない 」、「(職員については)チームて工夫している。誤解の内容に指導する」というひどい内容でした。
職員からも改善求める発言が
子どもや地域の要求に応じられない
区議会で党議員団の鈴木議員が取り上げた学童保育クラブの職員配置の問題は、職員組合の大会でも発言があったようです。
その内容は、新規採用されていないため職員の年齢が高齢化しておりそのために、子どもたちのさまざな遊びへの要求に応えられないだけでなく、地域父母の子育て事業への要求に体力的に応えきれないというものです。
少子化時代というものの、逆に児童センターの利用は増えています。
○才児からの年齢別のクラブに地域からたくさんの参加があり、子どもをあそばせたり、母親どうしが育児の交流や仲間づくりをしています。
八潮団地に暮らしている若いお母さんに尋ねると、「とても楽しみに通っています。」と、親としても大きな期待を持っている様子がわかりました。
今日、児童センターと学童保育クラブの性格が違うにもかかわらず、区は少ない人数の職員配置で仕事を分担させています。それだけに先に紹介したように利用者の要求に応えられないという状況になってしまっています。改善の必要があることを現場からも切実にしめしています。
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