障害者も一人で出かけられる町に 十一月に一日から始まる第四回定例議会で、飯沼議員が「高齢者と障害者にとってやさしいまちをめざして総点検を」の質問を取り上げます。これに関わって大井町駅のバリアフリーをご報告します。 「障害者の社会参加と平等の実現」をテーマにした国際障害者年から早二十年経ちます。 障害者基本法やバリアフリー法ができたものの、障害者が誰の介助もなしに外出できるという状態ではないことは周りを見ても明らかです。 例えば、大森駅をみると、水神口から改札までのエントランスはエスカレーターはありますが、エレベーターがないため車椅子の方は中央口に回らないといけません。しかし、エレベーターはプリモ内に設置されているのを利用するという状況のため、開店しないと改札までも行けません。かなりひどい実態です。 これでは、障害者がどんなに自立を願っても介助者がいなくては一人で外出できませんし、駅員にお願いしなくてはならず、バリアフリーの趣旨に反します。 そこで、今回、区施設や道路、公園などの総点検や改善が求められるため質問に取り上げます。 大井町駅周辺のバリアフリーは 八潮地域にすんでいらっしゃる障害者の方から切実なご要望を聞きました。ヨーカ堂前の横断歩道を渡り終わらないうちに信号が変わってしまうこと、阪急の先の踏切を渡りきらないうちに警報機がなり、電車が近づく怖い思いをしたことなどから大井町駅周辺の安全確保を求める声でした。 大井町駅前の工事はご承知のように、臨海線の乗り入れのために駅舎をヨーカ堂の地下につくっています。駅舎が出来るとエレベーターも設置されるので、一定のバリアフリーは進んでいきます。 これらの利用は、臨海線の運行までには完成します。計画図を乗せましたのでご賢ください。車椅子で短海線を利用して大井町駅で下車し、JRに乗り換える場合を想定してバリアフリーを考えてみました。 臨海線・大井町駅を下車し下図の中央部分の@から外に一度出ます.−般歩道を通ってAまで行き、エスカレーターに乗って大井町駅の改札に行きます。 改札を入ってからホームに下りるには.Bに出来るエスカレーターを利用します.なお、大井町駅には、現在あるエスカレーターの隣にもうひとつエスカレーターが出来ますので、上下で利用できることになります。これは、地域の方たちと一緒になって日本共産党が区や関係機関に鋤きかけた成果です。 アフガニスタンへの空爆中止を求める |