マンション交流会 11月23日 活発に意見交換 品川区内にマンションは五万戸あるといわれています。その管理は管理組合を作ってすすめていますが、苦労しています。日本共産党は解決策を見つけるために交流会をもちました。
第三回になりますが、管理人、建築士、弁護士、管理組合理事などさまざまな方たちが集まり活発な意見交換が出来ました。また、今までで一番大勢の参加でした。どなたも管理組合の運営や居住者のトラブル解決に苦労していることが伺えます。 管理費未納はどうすればいい 不況下、南に届く相談にマンションの管理費未納問題があります。 管理組合運営上、管理費が滞ると、きちんとした管理が出来なくなるため大問題になります。 管理費が滞るということはローンの支払いにも滞りが出来ているといえます。そのような時は、たいていは競売にかかりますが、参加した弁護士は、「先取特権」があるので一般の債権者よりは優先して支払ってもらえると言います。 しかし、抵当権の支払いがさらに優先されるのでその残額からということになります。残額がない場合は、競落人が責任を引き継ぐので請求できます。(現実的にはトラブルになるケースもあるので、事前の手続きが必要ですから、ご相談をしたほうかいいと思います。) ペットの問題もかなりある 以前、あるマンションで蛇がベランダから逃げて下の階に住んでいた人の足に巻きついたというニュースをご承知だと思いますが、そこのマンション関係者も参加していました。 今までは、ペットについての是非はいろいろありましたが、せいぜい飼っても一代限り、大きさも抱えられる程度などと制限がありました。しかし、高齢化社会の中でペット問題は大きな感心だといいます。 一人暮らしの高齢者にとって、ペットが唯一の話し相手という方も多くなっています。 そこで、居住者間の理解と合意をどうとるかが問題になります。管理組合総会でそれぞれの意見を出し合いながら急がずに理解しあうるよう進めていくことがまず大事だと思います。誰にでも訪れる高齢化ですから丁寧に対応したいものです。 弁護士が相談されたケースでは、2メートルもあるイグアナを2匹も飼っていたとか、大型の猿が逃げ出したとか驚くほどのケースがあります。 水漏れは被害額も状況も深刻 よくある相談に、水漏れで大きな被害を出したというケースがあります。 参加者の経験として出されたのは、被害を受けたのは事務所で、1千万円もする機械が水をかぶったためにその補償がどこまでなのかで大問題になったといいます。自己防衛のために損害補償をつけておくべきだという管理組合の規約を改正するようにしたという事例が紹介され、なるほどと思いました。これは、参考になるケースだと思います。 また、築年数が経ち、ライフラインも取り替えたいのに構造上、取り替えにくくなっていることが多いというケースの照会もありました。 これらは、安上がりな設計をしている場合が多いようです。今後のマンション建設に生かしてほしいものです。 建設廃材の処理も、量が多いことも加わって困った問題になっていますが、地球環境を守るという視点からも十分な配慮を持って考えたいものです。 今回は、参加者も内容も今までになくゆたかでした。今後も、継続して開催し、快適なマンション暮らしのために頑張りたいと思います。
先日開かれた、区議会の建設委員会で、都営住宅の募集について報告がありました。(下の 図を参照) 報告で、都営住宅も区営住宅も建設をしないために、応募の倍率が極端に大きくなっていることがわかりました。 居住している方たちを「高額所得者」として強行に追い出しを進めておきながら、募集は表にあるようにわずかな戸数です。どの倍率も驚くような数字です。都知事は、今後都 住宅の建設はしないと明言していますが、この厳しさが今後も続くわけですから、建設を進めなくてはいけないと思います。 また、品川区も東京都と同じように、区営住宅は作らないという姿勢です。 住宅が生活の基本で家賃は生計費の多くを占めます。ここが安いか高いかで生活の質にも影響するだけに深刻なもんだいです。とりわけ、リストラや不況で収入減が一般化しているだけに安心して住み続けられる住宅は共通のねがいです。 公営住宅の建設を求める運動を大きく広げることが切実な課題になっているだけに、区民のみなさんの声を受け止めて進めていきます。
-------------------------------------------------------------------------------- 都営・高齢者住宅の募集 都営住宅(ポイント)は 高齢者住宅は なお、「生活と健康を守る会」が相 談会を3日に、中小企業センターで 開きます。気軽にご相談を! |