リストラが自分の問題になるなんて・・
小泉政治に不安
「うちの夫がリストラされたの。人ごとだと思っていたのに・・。」と言う知人の話にビックリしました。「痛み」をともなう政治はやもうえないのでしょうか。
「今月の給料ともう一カ月分入れてあるから、明日からの出勤はしないでいい」と突然言い渡された知人がいます。「リストラは人事だと思っていたけど、困ったわ。」と駆け込んできました。
この方の子どもさんは、四月から大学に入る予定です。どんどんお金がかかる時期なのに、ひどいことするなーと怒りを感じます。
小泉内閣は、多くの国民が不況でこんなに苦しんでいるのに、苦しみをまったく理解しようとしません。高い支持率に悪政を強行しようという姿勢です。しかし、各界各層から政治姿勢に批判が出はじめています。
例えば、俳優の小林旭さんは、「人気をあおらないと自分の政治生命が終わると思い込んでいる。」「いつまでも純ちゃん人形なんてやってていいの、この国は」という発言を毎日新聞で言っています。
また、朝日新聞の投書にこんな意見が載っていました。「小泉内閣総理大臣様、末端の弱者に米一合ください。長い不況の間、政治の恩恵が感じられません。私には同業の仲間がたくさんいますが、どこも同じような状況です。長い間につちかった人脈や名刺を頼りに仕事を依頼していますが回ってきません。これからどうしたらいいのか途方にくれています。もうパフォーマンスはいりません。仕事と米一合をください。」
みなさん、このような国民の状況であるにもかかわらず、政治は一向に
変わる気配がありません。
それどころか、一層の負担 がかかってきます。医療改悪、特殊法人の民託や廃止、奨学金の廃止など国民生活の全般にわたっての問題ですから、影響は大です。
国民は耐えられるはずだとでも考えているのでしょうか。
一方、銀行にはさらに公的資金の投入です。公的資金投入で、数年前に国民が批判をすると、「貸し渋りをなくすため」と説明しましたが、今日の投入は、貸し渋りには効果がなかったことは明白です。それにもかかわらず強行し、信金・信組の倒産もお構いなしとは、小泉政治が国民に顔が向いてないことを示すもので、ここで怒りを広げなくては暮らしを守れません。
日本共産党は、国民本位の政治を進めるために全力を尽くします。
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