区民委員会で視察 
      (仮称)臨海部広域斎場の建設にむけて  
       南多摩斎場 
  
   使用料 貢献してくれた市民として最期は無料に 
   
    四月三十日、区民委員会は南多摩広域斎場の視察に出かけました。 
     品川・大田・世田谷・目黒・港区の五区で建設する、(仮称)臨海部広域斎場の工事がいよいよ始まります。建設に当たって各区の意見が反映できるようにするための視察です。 
     八王子・町田・多摩・稲城・日野の五市が運営している「南多摩斎場」は、緑の豊かな町田市にあります。斎場周辺は、多摩丘陵が広がっているところでした。 
     各市から二名づつの議員と運営費を出し合って、組合議会をつくり管理運営しています。一番関心のある運営経費は、各市の人口割合で負担金を決め、また、議会費と特別食の報酬は五市が均等に出し合っています。   
   使用料 市民は無料 
    誰でも必ずお世話になる斎場だけに、費用も葬儀内容も堅実なものであってほしいものです。 
    誰でも関心の高い使用料については、市民は無料、市民以外は有料と明快です。区民でも料金をとるのは当たり前という品川区から見ると驚きですが、見習いたいと思いました。 
    説明に当たった事務局長は、かなり熱心にこの部分の説明をしていました。 
   管理部門と火葬業務は直営で実施 
    葬斎場には、管理、売店、湯茶サービス、仕出し、火葬業務、清掃、受付、警備などいろいろな部門があります。 
    南多摩斎場では、管理・受付と火葬業務は斎場組合の職員が担当していますが、その他の部門は福祉団体などに委託しています。 
    南が驚いたのは、火葬業務を担当する職員は組合が雇用していることです。つまり、公務員並の処遇ということになります。なかなかなり手のない仕事だけに、いい待遇でないといけません。だから当然だと思いますが、品川区的な感覚でみると驚きです。  
    
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