臨海広域斎場 区民委員会で意見一致
できるだけ安い利用料にしてほしい
南多摩斎場組合を視察して、区民委員会では東海1丁目にできる広域斎場の内容について各党の意見を出し合いました。
葬儀費用がかかりすぎるという現実は、さまざまな立場の区民の認識になっています。
五月八日に開かれた区民委員会では城南五区の共同運営となる臨海広域斎場の運営内容についての意見を出し合いました。視察でわかったことや、各党の独自調査でわかったことなど細かな項目にまで意見を出し合いました。
その中で出された特徴は、費用、職員配置、協定葬儀、交通アクセスなどの問題です。品川区など斎場を運営する関係区の区民は無料あるいはできるだけ安くという意見が共通して出されました。
また、開業日は年始以外は無休で
が一致しました。
日本共産党はこれ以外にも、火葬業務にあたる人は委託ではなく、組合が直接雇用して、仕事に当たるべきだと考えます。南多摩斎場では、直接雇用した職員が火葬業務に当たっています。そのときの様子を視察して、大変過酷な仕事だけにきちんとした雇用が大事だと思います。
もっと区民の意見を聞いて、安心して利用できる施設につくっていく必要があると思います。
公明党鶴議員に公 開 質 問
予算議会で鶴議員は、団長・沢田議員の質問をとらえてイメージダウンを狙った質問(733号ニュースで報告)をしました。
そこで、団として公開質問をしました。
ハンセン病
非人間性を明らかにしないと
今度は法会地でのたたかいだ
四月に訪ねていった、群馬県・栗生楽泉園で暮らす方たちの新たなたたかいについての報告をします。
著しい変形をおこすハンセン病は、洋の東西を問わず恐れられていました。
しかし、感染力は非常に弱いものだったにもかかわらず、日本では「終生隔離政策」で極めて深刻な人権侵害が九十年にも渡ってつづけられていたのです。その隔離が必要だと定めた法律・らい予防法は九六年にようやく廃止されました。
廃止されたものの、長い間かかってつくられた偏見で、故郷も家族のつながりも奪われているため、帰るに帰れないで今日まできています。あらためて本当にひどい人権侵害を続けてきたものだと強い憤りを感じます。
楽泉園の原告副団長・鈴木幸次さんは、「医者から、帰りたければ帰っていい」と言われても、もう私たちには帰るところがないんだ」と話していました。
日本政府は、帰る所のない私たちに「ここに、このままいられるからいいだろう」という態度だといいます。今年になってようやく、国が全国の五十紙に謝罪広告を出しました。
しかし、隔離政策が人権侵害をしてきたことを裁判で明確にさせておく必要があるとして新たな戦いをはじめたと言います。
有事立法が成立した場合、国民の基本的人権にとって深刻な事態になってしまうという恐れもあり、隔離政
策の過ちを裁判で明確にさせる必要があるというのです。
ずっーとたたかい続けてきたのに、さらに裁判を起こすというファイトに驚きました。
学ぶ事の多い訪問でした。
核兵器廃絶を求め平和行進始まる
通し行進の豊田さんと一緒に歩きます
毎年、この季節から広島まで平和と核兵器廃絶を訴えて平和行進が始まります。
被爆した第五福竜丸のある夢の島から、品川区内を経由して行進しました。行進には、品川区内の民主団体や労働組合とともに、日本共産党も参加していますが、南も一緒に南品川の東海寺から大井七丁目の庚塚(かのえづか)公園まで歩きました。
南の先輩の豊田一子さんが、保育園長を退職し十年経ちますが、毎年広島まで二ヶ月間歩き続けてきました。全てのコースを行進はしようと毎年頑張ってきましたが、今年を最後に終了するため、南も七月ごろになりますが一緒に歩こうと思っています。そのときのご報告は後日に。
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