可燃ごみ（燃える）の収集を各戸別に
今年の10月から一部地域で
　十月からごみの収集を一部地域で戸別にする事になります。清掃・リサイクル委員会で報告されました。しかし、問題な点もあるようです。

本格実施とは

　ごみの集積場がカラスによって散乱していることがよくあります。
ごみの出し方や、収集時間の問題などいろいろな原因がありますが、町の方たちにとっては困った問題になっています。
　品川区は、平成十二年度に早朝収集を、十三年度は各戸収集をモデル実施しました。その結果、ごみが減量されたこと、カラス被害が大幅に減少されたこと、また、住民の満足度が大きかったことなど予想以上のメリットがあり、今回の発表のように一部の地域から本格実施することを決め、清掃・リサイクル特別委員会で報告されました。
　実施される地域とは、北品川六丁目、南大井四丁目、東大井一丁目、荏原五丁目、中延二丁目、二葉二丁目の六五六〇世帯です。
マンションなどの集合住宅は建物単位で出すようですが、戸建住宅は各戸単位に出し、清掃作業員が路地についても各戸収集するというものです。ごみは、可燃ごみだけでなく、不燃ごみも出せます。

収集に手間がかかる
十分な検討が必要では・・

　高齢化している今日、ひとり暮らしの高齢者にとっては自分の家の前まで取りに来てくれるのは歓迎できることです。また、自宅のすぐそばに集積所があるところは、ごみの臭　いなどの問題を抱えていますので、その解決策としてもいいことです。
しかし、問題では　ないかなと気になる　なことがあります
　それは、収集時間　がかかるということです。ということは、ごみが集積所にある時間が多くなること、作業員の数が今の体制でやれるのかということなどです。
委員会でも、この点についての質疑が各委員からありました。行政改革に逆行するというものです。
　南は、ごみの収集に税金をかければいいという立場はなるべくならとりたくありません。個人の段階でリサイクルや排出に工夫があっていいと思っています。また、ごみを出さない努力・生活を変えることも大事だと思います。
　そこで、大事なのはごみをなるべく出さないようにすること「減量」ですから、戸別収集をモデル後すぐに本格実施するよりも先に減量の取り組みをするべきだと思います。
具体的に言うと、生ごみリサイクルを二年に分けてモデル実施したのに、これは本格実施を見送り、各戸収集を優先というのでは、何を基本に考えているのかがわかりません。どうも、ごみの有料化を導入するのではないかという不安を感じます。
この問題は、よく区の姿勢を見届けていきたいと思います。

　　6月定例議会がはじまります

　　6月27日　本会議　鈴木ひろ子議員　一般質問
　　　　�@有事立法など国政問題
　　　　�A障害者福祉・支援費とは
　　　　�B高齢者家賃助成

　　6月28日　本会議　南恵子　一般質問　　　　　　　
　　　　�@アルゼンチン国債問題
　　　　�A保育園問題
　　　　�B生活保護行政について

　　　　　傍聴に来てくださーい