私のプライバシーは大丈夫?
住民基本台帳ネットワークシステム
8月5日からスタート 区は大丈夫というが
いま、マスコミなどで「住民基本台帳ネットワークシステム」について、プライバシー保護が確保されないから問題だとして批判的な報道をしています。区民委員会でこの問題について質疑がありました。
全国どこでも自分の住民票が取れることをうたい文句に、住民基本台帳ネットワークシステムが一週間後の八月五日から始まります。
国は準備不足のまま実施を急ごうとしており、ひどい話ですが、品川区の対応について不十分のままである事がわかりました。
ネットワークシステムとは区民一人一人に十一桁の番号をつけて管理しますが、品川区は、八月早々に十一桁の番号を知らせる手紙を家族分をまとめて各家庭に送付する準備をしています。このまとめて送付するという方法では、万が一、間違って違うところに届けられてしまうなど、事故が起こったときはどうするのかという不安を感じます。この不安に対して区は、番号だけなので悪用はできないだろうという非常に軽いとらえかたをしています。
他の自治体では、直接、各家庭に届ける方法だったり、郵送でも家族別々にとじる方法をとり、あくまでもプライバシーを守ろうとしています。
この,発送のための経費は七七〇万円にもなり、国の補助金がつかないため全額区費ですから大きな問題といえます。
個人情報の漏洩事件などが発生しているだけに、事務を扱う職員の資質向上が大事で、研修は欠かせない条件になります。この点の対応は、
研修の強化が大事だという認識を示しました。
また、防衛庁が情報公開請求者の個人情報をリストアップし、組織内に配布をしていた問題が明らかになり、不安と不信が大きく広がりました。この事件からも国の法律整備が遅れているにもかかわらず、実施を先行させることは問題です。
杉並区は、国に対して「技術的・法的に問題がある」として凍結を求めています。品川区の姿勢とは大きく違います。
八潮 平和のつどい
暑い夏、
有事法制の危険な中身と悲惨な戦争体験をしっかり聞いて平和な今を実感しましょう。
そして、平和な社会を作る力をたくさん集めましょう。
ぜひ、ご参加ください。
日時 8月3日(土) ごご1時30分〜
場所 八潮地域センター 講習室3(2階)
お話する人 畑田重夫さん 国際政治学者
主催 日本共産党八潮支部・後援会・南恵子事務所
平和のための戦争展に
朗読で参加しました
『りゅうりぇんれんの物語』という中国人強制連行の問題をテーマにした朗読です。
中国の山東省という小さな村で、平和に暮らしていた劉連仁さんが日本軍にさらわれ、北海道の炭鉱で過酷な労働をさせられる。
或る夏の日、便所の汲み取り口から逃げ出す。「このときほ ど、日本を激しく憎んだ事があったろうか」と思う。
そういえば、南が子どもの頃、「雪男が現れる」というニュースを聞いた記憶があります。それが、劉連仁さんが見つかった ことだったのだと今にして思います。
今日、自・公・保政権が、道理も理性もないひどい政治を強行していますが、57年前の日本軍と政府、国民の犯した犯罪の実態を学ぶことがブレーキとなると思い、朗読活動で訴えています。機会があったら、ぜひ聞いてください。
朗読集団「風」
◎メンバーは、岩城津千子・津布久きよ子・針谷貴美江・
南 恵子・増沢光好他。
◎活動内容は、定期公演、平和のための戦争展、反核
書道展、国労を励ますつどい、その他。
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