介護保険料3300円
来年度品川区は据え置きに
他区は軒並み値上げ
10月29日の厚生委員会で、品川区は来年度に改定予定していた介護保険料額を3300円に据え置くことを明らかにしました。区民のみなさんと「保険料を引き下げて」と運動してきましたが、引き続き頑張ります。
区民の声の反映に法律 で議員数を決めている
「財布の中を見ないとお医者さんに行けない」「請求金額を聞くとビックリする」など、高齢者の医療負担の悲鳴が聞こえてきます。
今年の10月から実施されたい医療改悪で真っ先に高齢者の負担が始まりました。
加えて介護保険料も来年の4月から上がります。区議団が実施した区政アンケートにも「さらなる介護保険料の引き上げはストップしてほしい」「保険料が高すぎる、現行の半分にしてほしい」など、介護保険料についての負担軽減を望む声が寄せられています。
値上げさせなかったのは 区民世論の力
10月の厚生委員会では第二期介護保険事業計画についての説明がありました。その中で、区は来年度の保険料は値上げせず、据え置いたままでいくことを明らかにしました。
周辺区の介護保険料額の変化
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現行額 |
引き上げ予定額 |
大田区 |
3090円 |
3200円 |
目黒区 |
3275円 |
3600円 |
世田谷区 |
2800円 |
3054〜3275円 |
渋谷区 |
3063円 |
3670円 |
港 区 |
3050円 |
3500円 |
介護保険会計は、来年度末で17億円の黒字となります。なぜ黒字になっているかというと、区民の方たちが、サービスを受けたいけれども負担が重すぎて我慢しているために、サービスに係わる費用が支出されずお金が余っているという状態になっているためです。
日本共産党区議団は、この間、一貫して保険料の引き下げを主張してきました。区民のみなさんと一緒になって要求してきたことが保険料の据え置きにつながっています。
しかし、重たい負担になっている状況に変わりはありませんので、忌避続き負担軽減のために頑張ります。
区の保険料算定に疑問
品川区は、本来の保険料額は三四二八円だといいます。しかし、向こう三年間の総事業費は四四二億二千万円を予定しています。
ところが、今現在(第一期)の総事業費は四四三億円です。
第一期の事業費のほうが多いのに介護保険料は三三〇〇円で、第二期は事業費は少ないのに保険料は三四に八円と高いのはなぜなのでしょうか。つじつまが合いません。
保険料の引き下げは可能だと思いますので、据え置きで満足せず引き下げを求めていきましょう。
更に、第四回定例議会で、宮崎克俊議員は介護保険問題を取り上げます
今まで述べてきた保険料問題だけでなく、サービス利用料と特別養護老人ホームの増設を求め質問します。
宮崎克俊議員といいぬま雅子議員が一般質問しました
宮崎議員の取り上げた質問
@介護保険料の値下げ、低所得者の減免制度は利用しやすく
改善を
保険料取りすぎによりためた基金は区民に還元すべき
Aくりかえす水害をなくす ため
区として総合治水計画の立 案と戸別の緊急対策を
B日朝国交正常化について 区長に見解を問う
いいぬま雅子議員の質問は
@中小企業を倒産・廃業に追い込む「不良債権処理の加速」の
再検討を求めよ
区内業者に仕事を発注し支 援を
A妊婦健康審査の無料化、保育園増設など安心して生み育て
られる子育て支援を
後日の答弁の報告をします。なお、CATVでも放映しますので、ぜひご覧ください。
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