朗報 南大井3丁目の水害被害地域
鈴が森公園の地下に調整池つくると約束
すでに何度か報告している、南大井三・四丁目地域の水害被害を解消させるために、東京都下水道局が具体的に検討していることがわかりましたので、お知らせします。
調査活動が力に
秋田かくお都議会議員に都下水道局の職員が来て、次のような説明をしたという報告が南にありました。
その内容は、南大井三・四丁目地域の水害対策として、鈴が森公園の地下に調整池を作るということでした。
この地域は、住民のみなさんが頭を抱えるほど水害が発生します。今年の夏には被害が二回もあったので、「雨が降ると気が気でない」「すぐに道路の状況を見に行き落ち着かなくなる。」など、みなさんの苦労を知るにつけ、何とかしなくてはと思っていま
した。
調査活動が力に
被害の実態と、それに苦労している住民の方たちの声を何とか区に伝えなくてはと思い、十月十八日に現地調査を行ないました。ここに、品川区の下水道課長に参加していただきました。実際に被害にあわれた方たちも大勢参加し、一軒一軒見て歩きました。
あるお宅をお借りして、予防策などについての意見交換をしました。
この地域は下流にあるため、降った雨がきちんと排水されないので、被害が発生してしまいます。
そこで、一時的に貯留する施設が必要になります。南は、三丁目児童遊園の地下に貯留施設をつくったらどうかと提案しましたが、下水管の配置上無理だとわかりました。
この時、担当課長は東京都下水道局や管理事務所と相談したいとの話をされました。
切実な要求だけに何んとか実現を繰り返し取り上げる
その後十月二十五日に、秋田かくお都議の協力も得て、都下水道局の担当課長他三人の職員にお出でいただき、区役所内の会議室で水害対策クイックプランの説明を受けました。
南大井地域だけでなく水害発生が常態化している地域の対策を勉強しました。
また、このときの質疑で、南は、南大井地域が『クイックプラン』に盛り込まれていないことを指摘し、被害が常態化しているだけに対策をとるべきだと主張しました。
更に、十一月二日の夜に開かれた水神公園内に設置する貯留施設についての説明会でも、同じ問題を取り上げ改善策をとるよう発言しました。
設計や工事日程などについてはまだ具体的にってなっていませんが、排水しきれない雨水を、別の雨水ますに入れて、公園の地下の貯水槽に一時的に溜めるようにする(集水方式)という説明です。
詳しくわかり次第報告します。
日本共産党は、このように区民のみなさんの切実な課題を取り上げ、実現できるよう努力を尽くす政党だということを多くの方たちに知っていただきたいと思います。
引き続き、元気に活動します。
区がごみの組成調査を実施
11月27日の清掃リサイクル特別委員会で、可燃ごみと不燃ごみの組成調査の報告がありました。
北品川・西五反田・東大井・二葉・小山台から5つの集積所より、また八潮団地内の一集積所と大型マンションから二ヶ所の可燃・不燃ごみをサンプルにしました。
実施時期は、今年5月と7月の2回です。
調査の結果でわかったことは5点です。
@ごみの排出容器について
可燃ごみの排出容器
指定ごみ袋45%
レジ袋35%
ポリ容器8%
不燃ごみ
指定ごみ袋45%
レジ袋45%
このことから、レジ袋が区民生活の中で、ひろくゴミ袋として使用されていることがわかります。
A可燃ごみの組成
塵芥45%、紙類37%、草木7%、 不燃ごみが7%混入していた
また、新聞、雑誌、書籍などの 資源ごみが15%ほど混入。
このことから、区民への周知徹底が必要といえる。
B不燃ごみの組成
プラスティック59%、
ガラス11%、金属類8%
可燃ごみの混入は17%、内訳は紙類と塵芥。
C容器包装リサイクル法対象物の割合については、可燃ごみに紙パックや段ボールを除いた紙類が64%含まれています。しかし、分別の対象になっていないため仕方ないもので、今後の検討課題です。
不燃ごみについては、容器包装リサイクル法の対象になっているものの混入は61%とかなり高い割合になっています。その内訳はパック・紙類が42%、次いでペットボトルが24%です。
Dレジ袋の排出状況
レジ袋は、可燃ごみ中に15%、不燃ごみ中に4%混入していました。総重量は、95・53s、13650枚に相当します。これだけの数字を見るとどう思いますか。
一人一人がめんどくさがらずにきちんと取り組むことが、地球環境や自治体負担の軽減に大きく貢献できるのです。
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