どの子も学校が楽しくなるように 昨年末の12月18・19日、区議団は山形県庁を訪問し、2年前から実施している少人数学級「さんさんプラン」について調査をしました。 品川区でも30人学級を何としても実現させたいと思います。 30人学級は区民の切実な願い 品川区議会で、党区議団は何度も30人学級実現を求めて質問してきましたが、区教委は、「『TT方式で』複数の教員を配置しているから必要ない」とか、「実質的に少人数になっている」などという答弁で、なかなか区民の求める30人学級の願いに応えようとしませんでした。 そこで、山形県が二年前に小学校の一クラスを33人にする「さんさんプラン」を実施しましたので、急遽、調査のために訪問しました。 教育委員会の担当課長は、さんさんプラン実施の目的を、 山形県では、少人数学級にすることで「不登校の減少」に効果が出ているといいます。 平成13年度に0・324%あったのが平成14年度には0・255%に減少。子どもは「友達が増えた89%」「みんなで遊べるようになった79%」「学校が楽しくなった72%」と、うれしくなる反応を示しています。 少人数学級が実施された学年または学校は、どこも欠席が減少しているというのです。 子どもたちの反応も、「勉強がわかる」「学校が楽しい」「友達が増えた」と言う感想が寄せられています。 教師を対象にした調査では、学習に集中している、積極的に発言している、話し合いが深まっている、学級にまとまりが出来ているなど高い値になっています。 子どもや教師だけではなく、親にとってもうれしい結果が出ています。 算数と国語の二教科で、実施前とあとの偏差値を比較すると右図のように明確です。この結果は、親にとってもうれしいものではないでしょうか。 教師たちは、「話がよく聞けるようになった」「学習に集中できるようになった」と評価し、子ども自身も、「学習が楽しくなった」「先生が丁寧に指導してくれるようになった」などを挙げています。 プラン実施後わずかにもかかわらず効果がはっきりと出ていることからも、学ぶ子どもはもちろんのこと、教師にも親にも高い評価と結果の出る少人数学級は、品川区でも何としても実現させる必要があります。 新しい年、みなさんとご一緒に実現に全力を尽くします。 不登校・欠席の減少、読書量の増加など効果大 学校に行きたくても行けない子どもが年々増え続けている『不登校』問題は深刻です。 山形県では、少人数学級にすることで「不登校の減少」に効果が出ているといいます。 平成13年度に0・324%あったのが平成14年度には0・255%に減少。子どもは「友達が増えた89%」「みんなで遊べるようになった79%」「学校が楽しくなった72%」と、うれしくなる反応を示しています。 学力の向上も――親にとっても歓迎 少人数学級が実施された学年または学校は、どこも欠席が減少しているというのです。 子どもたちの反応も、「勉強がわかる」「学校が楽しい」「友達が増えた」と言う感想が寄せられています。 教師を対象にした調査では、学習に集中している、積極的に発言している、話し合いが深まっている、学級にまとまりが出来ているなど高い値になっています。
子どもや教師だけではなく、親にとってもうれしい結果が出ています。 算数と国語の二教科で、実施前とあとの偏差値を比較すると右図のように明確です。この結果は、親にとってもうれしいものではないでしょうか。 教師たちは、「話がよく聞けるようになった」「学習に集中できるようになった」と評価し、子ども自身も、「学習が楽しくなった」「先生が丁寧に指導してくれるようになった」などを挙げています。 プラン実施後わずかにもかかわらず効果がはっきりと出ていることからも、学ぶ子どもはもちろんのこと、教師にも親にも高い評価と結果の出る少人数学級は、品川区でも何としても実現させる必要があります。 新しい年、みなさんとご一緒に実現に全力を尽くします。 |