中央環状品川線 山手どうりの地下30〜40mに高速道路を造る問題で、深刻な健康被害が予測されます。この問題で、目黒・大橋地域で運動をしている方から話を聞き、汚染物質を取り除く装置も見てきました。 また、五反田周辺のふたつの町会が挙げて、「これ以上の大気汚染は反対だ」という意志を明らかにしていることがわかりました。 膨大な税金が投入 先のニュースにも報告しましたが、この高速道路の建設費は、当初5200万円でしたが、見直して4000万円になりました。すでに利用されている王子線は7・1qに4187万円、新宿線は11qに1兆1348万円もかかっています。これらをあわせると1兆9535万円で、見直したとは言え、膨大な税金が使われることには間違いありません。道路建設に厳しい批判がある時に「道路を造ると渋滞が解消されて空気がきれいになる」との説明で計画を進めさせていいのでしょうか。
目黒では健康を守れの運動が 先週、目黒・大橋地域で運動をしている方から話を聞きました。 子どもたちの健康実態を調べて驚いたと言います。目黒区内の小中学生の喘息患者が過去9年間で1・5倍になっています。 少子化時代、健康を損ねた子どもが増えるのでは、明るい未来は成り立たなくなります。これでいいのかと気づいた時から、しっかりと声をあげていきましょう。 町会挙げて異論がでている 五反田地域は、山手通りが走っている地域です。まさに町会の真ん中を割るように走っています。ここの住人の多くが、この計画に「とんでもない」と反対の声をあげているといいます。区議会のなかでも「『五反田喘息」という言葉があるほど、この地域の環境は深刻だ」との発言をする議員もいます。 区は、地域住民の声をしっかり掴んで、都に必要な発言をするべきです。 写真の説明、 |