靖国神社・遊就館に後援会のみなさんと行きました かんかん照りの8月21日(日)、八潮後援会のみなさんと一緒に、今話題の『靖国神社』に行ってきました。 目的は「参拝」ではなく、遊就館の展示を観ることでした。 建物はモダンとクラッシックのコンビネーション、超豪華さにまず驚きました。展示内容は戦争の歴史のみです。 この神社が発行した遊就館図録の『ご挨拶』文に、遊就館の二つの使命が書かれています。 一つは、英霊顕彰、もう一つは、近代史の真実を明らかにするとしています。 また、他国を侵略した第二次世界大戦を「平和な世界を御祈念遊ばされた大御心、英霊の御心に反し、近代国家成立の為、我国の自存自衛の為、さらに世界史的に視れば、皮膚の色とは関係のない自由で平等な世界を達成するため、避け得なかった戦ひがございました。」と記し、「避け得なかった戦争」「自存自衛の戦争」だという認識を表明しています。
展示を見ていくと『大東亜戦争ー避けられぬ戦い』のスペースに『1945年9月6日 帝国国策遂行要領決定』として、御前会議で「自存自衛のため、対米(英蘭)戦争を辞せざる決意の下に、十月下旬を目途として戦争準備を完整する。」という説明がされています。 靖国神社の見解は世界の信頼を失うもの このような考え方を今でも持っている靖国神社。世界の平和を願う流れに逆行するものです。 アジアの諸国民2千万人もの被害を与えておいて「避け得なかった戦争だった」というのは理解できません。まず謝罪ではないでしょうか。 外国からの信頼をなくすものです。 また、日本は戦後、憲法をつくり9条で戦争の放棄・戦力の不保持・交戦権の拒否を明らかにしました。大変な被害を与えましたが、この条文があったからこそ世界の国から信頼されるようになったのです。 それを忘れて、「改憲」を堂々と主張する動きなど許されません。
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