「官から民へ」と公共サービスを移行させる 第3回定例議会と決算委員会で大きな問題になった「指定管理者制度」について報告します。 区が管理運営している施設を、法律が変って「指定管理者制度」により民間会社に任せられるようになりました。そのために条例「改正」案が各常任委員会に提出されました。今までのような社会福祉法人ならまだ安心感はありますが、民間会社になるといろんな問題がでてきます。特に、きちんと運営されているのか、情報公開によって実態を知ることが重要です。 指定管理者制度って何? 地方自治法が改正されて、公共の施設の運営管理を委託ではなく全て任せることができるようになりました。今までの「委託」は、自治体の意思がしっかり入るのでサービスは公平に受けられ、また利用料も比較的安く設定されています。 しかし、「指定管理者制度」は条例のしばりはあるものの民間会社として利益をあげるために、様々な「サービス」の名によるオプションがつきます。そこには当然すべて料金がかかる仕組みです。 したがって「指定管理者制度」は、利用者にとって果たして歓迎できる制度なのか、区議団では、議会で審査するにあたって学習会をしたり調査したりして検討しました。
選定審議は公開を 区が明らかにしている選定方法とは、 @公募プロポーザルなど複数の事業者からの提案を受け、選定委員会で基準にもとづいて総合的評価をする。 選定委員に公募区民や施設代表を加えることは必須条件だと思います。また、どの事業者を選定するのかの審議は公開しなければ不透明さを残します。党区議団は、この点を主張しました。 情報公開がきちんとされなければチェックは出来ない 区は情報公開制度にもとづいて、区が保有している情報を区民の請求があれば公開してきました。しかし、わが党が求めるときに、一部の情報を示さないこともありました。 また、議会で審議をするにあたって必要な資料を請求しても出さないこともありました。 今回、指定管理者制度で民間会社に管理運営を任せるようになれば、今まで以上の情報公開がなければきちんとしたチェックは出来ません。 チェックがおろそかになれば、業者との癒着や不正も起こり得ます。この点も質問しました。 区長は、「指定管理者に指定するわけですから、その情報につきましてはお出しできます」と答弁しました。しかし、事業者の持っている情報全てが公開対象にはなっていません。区長も「請求者、提出者との間の調整が必要」ともとうべんしました。 企業としての出せない情報はあると思うが、出来るだけ、管理運営内容が透明になるように情報提供されるべきだと思います。 今までよりは聞こえるようになりました 八潮団地内のバス停「品川総合福祉センター前」の交差点には、視覚障害者用の音声付信号機が設置されています。近くに住む視覚障害者の方からの要望を受けて区と都に要請してついたものです。 ところが、設置された後に肝心の音量が小さくしぼられていたために聞こえにくくなってしまいました。夜遅い帰宅で一人で渡るときや、雨が降っているとさらに聞こえなくて直してもらえないかという声が寄せられました。南も、実際に夜遅い時間や雨の日などに現地で確認しましたが、改善しないと危険な状況がわかりました。 そこで、当時、都議会・警察消防委員だった秋田かくお前都議に改善が必要なことを伝え、都に要請して現在のように聞こえるようになりました。 周辺の居住者と自治会、福祉センターで生活しておられる方たちの理解と協力を頂いてことも合わせてご報告します。ありがとうございます。 尚、障害者が横断するのた めにボタンを押した時、青信号だったらメロディーは鳴りません。赤に変って、次の青になったときにメロディーが鳴ります。チョット時間がかかってしまいます。 あなたがそばにいた時は、教えてあげてください。
土田教助さん不起訴決定ご支援ありがとうございました ビラ配布を「住宅進入」の罪として書類送検。しかし、土田教助 さんの無実が明らかになりました。 11月4日に報告集会を開き、ご支援に感謝の意を表明し報告をしました。 |