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南恵子 お元気ですか南恵子です。 2006年2月19日発行
第882号


品川区来年度予算
なんと30億円も増収それなら耐震診断、補強工事など生命を守る対策に

来年度予算の説明を受けました。また、区はマスコミにも発表しましたが、これといういわゆる目玉は見当たりません。それより、大増税から区民を守る姿勢を持たない予算であることがわかりました。介護保険料は2倍に、国民健康保険料は4倍以上にもなります。暮らしを守る区政づくりにするためにも、皆さんの声を届けます。

増税で区の増収分が
30億円にも

 区民生活を直撃する小泉内閣の構造改革、その影響は深刻です。

増税される上に、前のニュースでご紹介したように介護保険料が値上がりします。さらに、国民健康保険料も上がります。2月1日に区の理事者から受けた予算説明では、30億円もの増収があることがわかりました。

区民から税金と利用料金などで重い負担をかける政治に、大きな怒りを広げ変えるしかありません。

区税の増収で耐震改修 工事の枠を広げよ

そんなに増収があるなら、いつ起きるかわからない大地震対策にいくらかでも予算をまわすべきです。区の予算案では戸建て住宅の耐震診断費を50件分計上(今年度は40件)し、さらに耐震改修工事の助成も意一件当たり75万円で5件分予算化しましたが、わずかな件数なのです。

いつ起きるかわからない地震から命を守るやさしい政治をしっかり求めたいものです。品川区は都内で最も悪い地域が4ヵ所もあるのですから、その解消は緊急な課題です。

わが党は、もっと多くの方たちが活用できるように、数を増やし、75万円にとどまらずに額も増やすよう税収増分を当てるようにと思いますが、みなさんはいかがでしょうか。

耐震アンケートにご協力ありがとうございました

南大井地域に住んでおられるみなさんに、1月、耐震アンケートをお願いいたしました。マンションなどの集合住宅ばかりの地域になってしまいましたが、戸建て住宅を一件づつ訪ねて簡単な質問にお答えいただくというアンケートです。

ご協力ありがとうございました。

アンケートの集計が出来ました

左にアンケートの集計結果を載せました。事前に各住宅に配布し、その後訪問をして聞き取り、記入したものです。みなさん好意的に対応してくださいました感謝いたします。

回収は38枚、区の耐震診断費用の補助があることを知らなかった人のほうが多くなりました。

南大井地域は、高齢化も進んでいるようですから、多くの方たちが「地震が来たらその時だ」など、半ばあきらめの声もありましたが、災害発生時の心配は、予想どおり「避難場所」と「家具の転倒」でした。

もうすぐ始まる区議会で、戸建住宅だけでなく、マンションの耐震対策も取り上げます。