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コロナ感染が急拡大。8月も東京で新規感染者が過去最多を更新し続け、医療崩壊も深刻です。緊急事態宣言を出しながら五輪開催を強行したことが誤ったメッセージとなり、新たな人流を招くなど感染抑止への重大な障害を作っています。菅政権の責任は重大です。東京五輪は今からでも中止し、コロナ対策へ集中すべきです。
コロナ封じ込めには、無為無策・逆行のコロナ対策からの大転換が必要です。共産党は4つの転換を求めました。
羽田新飛行ル—卜の実施から1年余。住民からは「断続的に繰リ返す騒音を聞くと、怒りと悲しみが込み上げてくる。慣れるどころかストレスが増すばかり。家庭内で笑いが消えた」などの声があがっています。
パイロットの自発的報告制度「VOICES」には南西の強い横風を受けながらの着陸について「とても不安定で経験したことのない揺れ」など羽田新ルー卜の危険性を指摘する報告が15件も上がっています。同一ルートで年間10件以上報告があるのは初めてのこと。パイロットからみても新ルートの危険性は明らかです。
加えて各地で落下物も相次いでいます。今年2月には同日にアメリカとオランダでエンジン損傷による大きな落下物が発生。昨年末に那覇発、羽田行きの飛行機から10kg以上の部品が落下。落下物事故は現実的な危険です。
国が設置した固定化回避検討会はA・C滑走路への着陸を前提にしており、着陸寸前の品川区の上を飛ぶことは避けられません。
元機長で航空評論家の杉江弘氏は「大型機は小回りが利かず、安全に着陸するために最後の直線は必要であり、品川の上を通ることになる」と断言。「固定化回避」と区民を欺き、結論をズルズルと先延ばしして被害を押しつけ続けることは許されません。
危険な羽田新ルートの撤回へ引き続き全力をあげます。
品川区議会、国会に続き、都議会でも羽田新ルート見直しの議員連盟をつくり、都議選で反対議員を増やすことができました。
今後、議連の参加者を増やすなど共同を広げ、羽田新ルートを止めるために力を尽くします。
品川駅発のリニア中央新幹線は北品川の立坑が完成し、シールドマシンによるトンネル工事が目前に迫っています。
事業者のJR束海はリニアについて「40m以深の大深度地下工事は地上に影響がなく安全」と説明してきました。しかし昨年10月調布市で、大深度地下による外環道トンネル工事において真上の住宅街の道路が陥没、30mもの空洞も3か所発見される事故が起き、安全神話が崩れました。
振動、壁のひび割れ、噴砂現象などが起き、住民は以前から危険性を指摘していた末の事故でした。6月にリニアの説明会がきゅりあんで開かれ、JR東海は「調布市の事故は特殊な地盤とずさんな工事管理によるもの。リニアの地盤は安全で、 工事管理をきちんと行うため事故は起こらない」と説明。しかし、土木の専門家は「地下のことは分かっているのはごく一部。掘ってみないと何があるか分からない」と言います。
区議会で共産党は工事の危険性を指摘し今こそ中止を、と求めました。しかし区は「事業者において工事が安全に実施されるべき」と説明。区民の不安や事故への危険について何ら責任を負う姿勢がありません。
そもそもリニアに必要性はなく、環境破壊も深刻。トンネル工事着工前の今こそ中止すべきです。
念願がやっと叶ったと当事者から喜びの声が上がっています。
聴覚障害者団体等から繰り返し要望が出されていた手話言語条例が品川区議会において全会一致で可決、成立しました。
手話は学校での使用を禁止されるなどつらい歴史があり、品川区で手話を言語と認める条例ができたことは画期的です。条例は主に手話に対する理解の促進と普及、環境整備を推進するという区の責務を明記したものです。
今後は手話を学ぶ機会の確保や学校における手話の普及手話通訳者の確保・養成等、手話を使いやすい環境の整備、事業者への支援などを実施し、実効性あるものにしていくためにカを合わせましょう。このページのトップ