前のページへ戻る           日本共産党品川区議団TOPへ

品川区議会 自・公・民が強行 政務調査費でキャバレー通いの自民を批判した発言を削除

品川区議会の自民、公明、区民連合(民主党・社民党など)は25日の本会議で、無所属の会の議員が自民党区議団が政務調査費をキャバレーなどへの支出に流用した問題を批判した発言を、議事録から強行削除しました。

日本共産党の鈴木ひろ子区議は28日の区議会一般質問で、自民、公明、区民連合の議事録削除強行を、「議員の発言自由の原則および議会制民主主義を否定するものだ」と、厳しく抗議しました。

削除された発言は、須貝行宏区議が、自民区議団のキャバレーなどへの不当支出問題を批判した部分。自民が発言取り消し動議を提出。共産党と無所属の会、生活者ネットは削除に反対しましたが、自民、公明、区民連合が賛成、議長が職権で削除したもの。

自民党区議団の政務調査費の不当支出問題は、品川区民オンブズマンの会の調査で判明。同会は、2001年度に自民区議団が銀座のキャバレー、六本木のクラブの遊興費まで政務調査費から支出していたことは違法だ、として、返還を求め東京地裁に提訴。同地裁は4月、これらの支出を「目的外の支出」だと認定する判決を下しました。

自民区議団は判決前に、「誤解を招きかねない不相応な支出であった」として、31万円に延滞金を加え区に返還しています。

前のページへ戻る           日本共産党品川区議団TOPへ